2007-01-01から1年間の記事一覧

BroadcastやPramが参加したコンピ盤

VA / Binary Oppositions (Static Caravan)イタリア北部で行われたアート展覧会「Binary Oppositions」のために作られた、イギリスのBirmingham出身のアーティストの音源(新曲)を集めたコンピがIsanやTunngなどのリリースで知られるイギリスのインディ、ス…

8月12日

the polyphonic spree (summer sonic2日目の最初。曲やアレンジはモロ、フレーミング・リップスや初期マーキュリー・レヴをなぞってるんだけど、パフォーマンスの視覚的演出が巧くて否応なく盛り上がらせられた。つーか、ニルヴァーナの「リチウム」のカヴ…

8月11日

120 days (初日の一発目。UKよりのエレクトロ/サイケ・ロック。ヴォーカルに好みが分かれそう。あと、イントロが長い。ドラマーがお茶目。73点) ↓ The long blondes (姉御肌のヴォーカルがセクシー。ギターのソリッド感が好み。曲がポップ。82点) ↓ shi…

サマーソニック2007観戦記飯

(点数は私感です。あと、途中退場したのは点数つけてません)

Jukka Tolonen / SUMMER GAMES (Love)

そしてこれはウィグワムのギタリストのソロのセカンド(73年)。ジャズ風味に溢れた、決してギターだけに偏らないインストゥルメンタル作品で、曲自体の持つ瑞々しい情感と、フルートなんかもフィーチャーされたひんやりとしたクールな音の感触が耳に心地良…

Hot Thumbs O'Riley / Wicked Ivory (Love)

フィンランドの70年代を代表するロック・バンド(そしてヴァージンが初めて契約した北欧のバンド)、Wigwam(現在ノルウェーに同名のハード・ロック・バンドがいるらしいので混同注意)のヴォーカリスト、Jim Pembrokeのファースト・ソロ(72年)。これが実に…

Envelopes / Smoke In the desert (Brille)

スウェーデンの期待の新人エンヴェロープスの新作ep。前作「Free Jazz」(傑作)が♀ヴォーカルを大フィーチャーしたドポップ路線だったのけど、今作は結構ハード。ピクシーズの『サーファー・ローザ』がアラビアに迷い込んじゃったみたいな、焦燥感を砂漠に置…

Coach Fingers / One For The Road

No neck blues bandっていまいち好きになれないのだけど、そのメンバーが別にやっているこのバンドの素晴らしさは何なんだろう。70年代東海岸サイケ、ザッパあたりのネジれ方にも連なるような、90年代のUncle Wiggly、Fly Ashtrayとかとも共振性を感じさせる…

昼と夜

ナイト・アンド・デイアーティスト: ジョー・ジャクソン出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル発売日: 2006/12/20メディア: CD クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見る何事も過程が一番楽しいんじゃないかっていうお話。結果よりプロセ…

Fluorescent Grey Epアーティスト: Deerhunter出版社/メーカー: Kranky発売日: 2007/05/08メディア: CD クリック: 4回この商品を含むブログ (2件) を見る ポップになったJESSAMINEというか。ダウナーでどこか緩い部分のあるアンサンブルの中にゆらめくポップ…

SEX CHANGEアーティスト: TRANS AM出版社/メーカー: HEADZ発売日: 2007/06/06メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る !!!もバトルスもいいけれど、やっぱり彼らだって忘れちゃいけない、ハイパー・インスト・トリオ、Trans Am4年ぶり…

Puddle City Racing Lights [ボーナストラック2曲・歌詞対訳・日本語解説付き国内盤] (BRC-178)アーティスト: Windmill出版社/メーカー: MELODIC / BEAT RECORDS発売日: 2007/05/26メディア: CDこの商品を含むブログ (2件) を見る イギリスから見た憧れのア…

シンク・ビフォー・ユー・スピーク(初回限定特別価格)アーティスト: グッド・シューズ出版社/メーカー: handcuts Records発売日: 2007/06/06メディア: CDこの商品を含むブログ (6件) を見る 初期のGO-BETWEENS、MONOCHROME SETなんかのアート・ポップ組のも…

DJ-Kicksアーティスト: Hot Chip出版社/メーカー: K7発売日: 2007/06/02メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (8件) を見る ミックスCDの役割としては、1:踊れる(最低条件)。2:アーティストのルーツがわかる。3:最近のフロアの動向がなんと…

YOU, ME & EVERYONEアーティスト: PEDRO出版社/メーカー: EASEL発売日: 2007/06/09メディア: CD クリック: 3回この商品を含むブログ (10件) を見る それまで「フォークトロニカ」なんて言葉で括られていた彼だけど、様々な苦悩を乗り越えることで、大きな飛…

Good Shoes - Think Before You Speak

ヘリウム・ガスを吸ったMaximo Park? Monochrome Setをちょこっと思わせる 軽薄ギリギリの軽やかさが癖になる。 http://www.myspace.com/goodshoes

Straitjacket Fits - Melt

ニュージーランドのバーズ? 同時代のPale saints辺りのシューゲイザー との共振性もある60年代サイケへの憧憬と 僻地ならではのローカル性、いなたさの幸せな融合。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000008L7F

Francois Beranger - L'alternative

ジャケに惹かれて購入。70年代のフランス語カントリー!? 後半は10分以上のプログレだったりと 意味不明でたしかにオルタナティブ!!

Blueboy - Unisex

「ネオアコ」って恥ずかしがらずに言える希少なアルバム。 http://www.techmart.com/blueboy/sarah620.html

Rheingold

Neu!やKraftwerk等の70年代独エレクトロニクスの直系の息子。 直系ながらもしっかり同時代的なポップさを獲得していて、 大衆性が濃いのがかえって新鮮。

諸井誠+安部公房 - 赤い繭

怪奇電子音+男女コーラス+シュール朗読。 終わった後の空虚感が物凄い。 36年前のNHKってこんなの放送してたんだねぇ。 http://homepage2.nifty.com/paganmusik/omega/label.html

Shining - Grindstone

完全に70年代プログレ(&メタル)化。 いい意味でしつこい(粘っこい)。 ジャズ版Mars Volta??? http://www.runegrammofon.com/artists/shining/rcd_2060_-_shining_grindstone

Body Section

83年のイタリアの謎のB級エレポップバンド・コンピのリイシュー。 前半はもっさりしててイケてないが、Vox ReiやDie Formといった アヴァン度高めの後半のバンドは奇妙でいい感じ。 http://www.kirliancamera.com/cmp/bodysection.htm

V.A - Os Ossos Do Barao

ブラジルの70年代ドラマのサントラ。 Marcos Valleが全編音楽を担当。 彼らしい美曲がズラリ。 中でもBibi Vogelが歌う「Mundo Em Festa」の 奇跡の如き美しさには言葉を失う。

Shogun Kunitoki - Tasankokaiku

フィンランド出身のポストロックバンド。 ポストロックというよりもPramやBroadcast辺りを思わせる ミニマル・サイケデリア(ただしオール・インスト)。 オルガンのひなびた響きと一生懸命弾いてる手作り感が素敵。 http://www.myspace.com/shogunkunitoki

Ad Astra Per Aspera - Catapult Calypso

ファジー・サイケデリアから突然のtest icicles化にビックリ。 こいつらやっぱりオモシロすぎ。 http://www.myspace.com/adastraperaspera

Thinking Fellers Union Local 282 - Admonishing The Bishops

プログレ化したpavement(レーベルメイト)?の中期EP。 この後傑作『Strangers From the Universe』に繋がる。 深海生物の如き奇妙かつポップな造形。 http://www.tful282.com/eps/admonishing.htm

岩石庭園

Steingartenアーティスト: Pole出版社/メーカー: Scape Germany発売日: 2007/04/03メディア: CD購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (7件) を見る ひそやかな「謎」がいくつも込められたアルバム。その「謎」は別に探さなくてもいいし、もしかして…

間違いない

Nothing Wrongアーティスト: Red Lorry Yellow Lorry出版社/メーカー: Situation 2メディア: CD クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見る 当時(1988年)はあまり評価されなかったけれど今振り返ってみると面白い典型的な良性B級バンドである。Red L…

直撃

Green House 27 / Smashed (Bar/None) USヒネクレ・ポップの代表格They Might Be Giantsを輩出したBar/Noneは、90年代はMergeなんかと並んで所謂US Indieの良心的な存在で、TMBGは勿論、Yo La Tengoの"Fakebook"もここだし、Of Montrealの初期作や、Neutra…