8月12日

the polyphonic spree
(summer sonic2日目の最初。曲やアレンジはモロ、フレーミング・リップスや初期マーキュリー・レヴをなぞってるんだけど、パフォーマンスの視覚的演出が巧くて否応なく盛り上がらせられた。つーか、ニルヴァーナの「リチウム」のカヴァーは反則。82点)

enter shikari
(最初に来日した時見たのとエラく変わっててビックリ。以前デス・メタル・ミーツ・トランスだったのがメタルの部分がリンキン・パークみたいにメロディアスな感じになってて、個人的にガッカリ。途中退場)

hot chip
(予想通りアルバムとは180度違うダンサブルなステージでエレクトロニクスを軸にパーカッションやエレキギターなどをアクセントをつけながら、魔夜峰央を小型化したようなインテリヤクザが悲しげに歌う奇妙なエレポップ空間が相当気持ちよかった。90点)

エアギター選手権
ガチャピンのプレイ見逃した。クレしんはやや滑り気味)

suicidal tendencies
(あのバンダナの人、よく動いてた。さすがに巧くて聞かせる。しかし、3歳くらいの子供を上に掲げてあの爆音を浴びせてた親の頭の構造はどうなってるんだろうと思った。ある意味虐待じゃないのか。途中退場)

cyndi lauper
(人多すぎ。しかしあの歌声は健在。グーニーズのテーマってエレポップだったんだなーと再認識。人多過ぎで途中退場)

motorhead
(まさに野獣。あのヒゲだけでご飯三杯はイケる。でも途中退場)

the cornelius group
(基本的にpointの時のツアーとコンセプトは変わってなくて、映像と音とのシンクロぶりがやっぱり凄いけど新しい映像もあくまでpointの時の延長線上にあって、それを越えるものではなかったのが残念。物凄い時間をかけて作られているというのはわかったけど。81点)

pet shop boys
(懐かしい。でも、ちょっとノリがベタで古臭いかなぁ。好みが分かれるところだけど。スパークスのあの怒涛の来日公演を見た後ではそう感じてしまう。途中退場)

arctic monkeys
(メッセ内のスクリーンにて「Fake Tales Of San Francisco」をチラ見。すごいぶっきらぼうにやってるように見えてしまったのだけど、いつもこういうノリなのかしらん)

花火
(写真)

DJ shadow & cut chemist
(途中から観戦。Hip hopからオールディーズ、R&B、サンバみたいなのから最後はロック(ドアーズのbreak on through!)まで、様々な音源を手を変え品を変え自由自在に繰り出してくる手腕がさすがに鮮やか。バックの映像とのシンクロもユーモアに溢れていてよかった。最後に二人で前に出てきてサンプラーターンテーブル肩からかついでメタルのギターソロみたいなのをやってたのもシビれた予想よりもずっとエンターテイメント性に溢れていて楽しめた。91点)