昼休みの10分間ミニ音飯

Penthouse & Pavement

Penthouse & Pavement

 うーん、カッコいい。妙にキバってるのに暑苦しくない英国デカダンなダンディズムを感じさせるヴォーカルと、スカスカだけどツボを抑えたシンセのチープな打ち込みとビジネススーツによる名盤。この妙に作りこみすぎてない、いい意味で隙間のあるアレンジ(メロディラインを殆どヴォーカルで補ってる感じ)は初期エレポップならではの味わいで今聴くと妙に新鮮。でもこの隙間こそが聴き手の想像力を自由に誘発させられる魅力だとも捉えられよう。