12月13日の生音飯

necom2004-12-13

徳永憲サイレンサー』レコ発ライヴ@下北沢440

とてもいい雰囲気のライヴでした。まず本人が出てきて『サイレンサー』から数曲弾き語り。一曲終わったらいきなりチューニング・タイム突入で「選曲間違えたかなぁ」とボヤきつつ、極めてマイペースに弾き語る。続いて、短いセットチェンジの後、バンド・セットで登場。ギター、ベース、ドラムという極めてシンプルな編成で過去の名曲のオン・パレード。やたらドラムがラウドだったり、逆にギターが一番小さかったりしたけど、徳永憲がルーズに歌いルーズにギターを弾く様はアレックス・チルトンの姿がダブって見えた(チルトン見たことないけど)。特に「マテリアル・イシュー」の「内股ジャンプを決める」の下りは最高にカッコよかった。その後一旦引っ込んでエレキベースが場を暖めた後に再び憲登場。「オートマチック・ラヴラヴマシーン」と「プリントドレス」をエレキベースと共に熱唱。最後にアンコールで最新作から「ネムノキ君」を弾き語りでしっとりとシメ、かと思ったら再びエレキベースのメンバーが登場してバンドサウンドに戻って大団円でシメ、かと思ったら演奏の最後に床に置いてあったスピーカーに足をかけてジャンプでキメようとしたら足を踏み外して見事にすっ転んで終わりというあまりにも徳永憲らしい終わり方(っていうか、「マテリアル・イシュー」の歌詞のまんま!)にあ然とさせられた夜でした。拍手喝さい。やっぱり徳永憲はこうでなくっちゃ。来年には早くも新作アルバムを予定しているそうなので期待!
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