11月23日の生音飯

masonna


MASONNA ONE MAN LIVE @ SHELTER

 7時45分頃行ったらもうお客さんぎゅうぎゅう。ステージにはORANGEをはじめとしてアンプがどどーんと全8台鎮座ましましており、否応もなく気持ちがワクワクする。が、開演時間の8時を過ぎても一向に始まる気配がなく、お客さんもいつ山崎マゾがステージに飛び出してくるかと気をやきもき。やがて15分を過ぎた頃、ステージの照明が点き、皆「おお〜!」とテンション上がるも、マゾ出てくる様子なし(後ろの女性客は「焦らし上手ね〜」と言ってた)。そして客が再び静まり返った頃、おもむろにのっそりロンゲのあんちゃんが出てきて、8台のアンプが「ガーーーッ」とうなりをあげる。マゾンナ登場だ。一気にフロアはヒートアップ。早速痙攣ジャンプをきめるマゾ。言葉にならない絶叫をかまし、マイク・スタンドを客に投げつけ、再び痙攣ジャンプ! みんなもそれに応えるかのように絶叫&モッシュでカオスのコール&レスポンス状態。それがちょっと続いたかと思ったら、おもむろにブチッとアンプからコードを引き抜いて去っていくマゾンナ。アンプが「ブーーーーン」。はい、終了ー。正味2分弱? 余りにもあっけない幕切れに、観客の興奮冷めやらず。アンコールを求める絶叫もあちこちであがるが、やがてスタッフが出てきてアンプのスイッチを切って、これで本当に終了ー。戸惑うor苦笑する観客多数。でも僕は満足。だってああいうのはダラダラやってもしょうがないもんね。一瞬のインパクト勝負。簡単に言うと「ガキつか」の「ハイテンション・ベストテン」のエクストリーム版みたいなもんか。声がちょっと迫力不足だったし、ノイズもアンプ多すぎて殆ど団子状態であんまり変化なかった(あの腰に巻いてたベルトは何だったんだろう。エフェクター?)けど、とりあえずバーンとかましてサッと去っていく、その手際の鮮やかさとコンセプトとしての面白さとあの痙攣アクションのカッコよさに2000円払う価値はあったと思う。まぁ、とにかく何より、スカッとしたのだ。あと、早く帰れたしね(夕飯食って10時には帰宅)。ライヴの打ち上げも早かったんだろーなー。あ、ちなみに入場者に配られたおまけはちっちゃいバッジでした。